俯瞰した景色の記憶

最近、自然に思い出していた記憶の視点が俯瞰していることに気づきました。

 

当時5歳ぐらいだったと思います。

自宅から歩いて5分程の場所に小さな神社がありました。

 

その神社には人が常駐しておらず、30mぐらいの参道が延びており、両側には林と竹藪が広がっていました。

 

ある日の私は、好きな習い事にでも出かけるような気分で神社へ行きました。

参道に到着し、流れてくる風の心地よさや、風が竹や木々の葉を揺らしながら流れていく音に耳を傾けて、何とも言えない心地よさを感じていました。

 

この記憶はとても印象的でよく覚えているのですが、思い出される光景は自分を高い所から見下ろしている景色の記憶なのです。

 

今まではその光景が当たり前の記憶として思い出されては眺めてきましたが、

少し前に起きた『無意識の顕在化』に続くようにして、この記憶の違和感が現れました。

 

自分が無意識にしていることがどれくらいあるのか想像もつきませんが、意識化が連鎖しているように感じられ驚かされます。

 

無意識に気づくとこれまでの認識が変化するようで、心の中にあった壁がパタパタと倒れて視野が広がっていくことを実感します。

 

カウンセリングやグループセッションを通して、皆さまと一緒に私の心も奥行きや拡大していくことを実感しております。

 

来月も皆さまと貴重なお時間をご一緒できますことを心より楽しみにしております。