今年最初のカウンセリング・グループ自由人を開催いたしました。
今回も初参加者を迎えることができまして、活動が少しづつでも広がっていくことを実感しながらの開催となりました。
今回は『力の抜き方』をテーマとしたのですが、力が入っていることを実感することの難しさが語られました。
今回印象的だったのは後半に入ってからでした。話は怒りの感情に焦点が当たり始めてから一気に深みを帯びた展開となりました。
「力の抜き方」という社会生活で外側にあたる部分には非常に強い緊張感が伴うことが語られ、その緊張を皆さんが個々に言語化してくことで、「怒りの感情」という個人の非常に深い心の層にまで話が展開していくと、自然と皆さんの力が緩和され、前半では見られなかった心の事実が次々と自由に語られていきました。
要であり根幹であることは、心を自由に語ることで生まれるのだと、しみじみ実感いたしました。
共通した心理背景が共通した生きづらさを生じさせ、個々に過ごしてきた環境の違いによって現在の自己理解や自己認識、心の位置の違いが言葉に表れていたように見えました。
個別カウンセリングとは違ったグループ活動には社会的な意味合いがより色濃く表れているように思いました。
今回も貴重なお話をありがとうございました。
深い学びの機会をありがとうございました。
また来月もお会いできますことを楽しみにしております。
一人でも多くの方に活動が届きますよう。
参加を検討されている皆さまのお問合せをお待ちしております。
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