人と一緒にいても相手の感情に共感できなくて戸惑う、そのようなお話を聴くことがあります。
相手が共有しようとしてくる楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、
表面的に合わせることはできても、心の中では「・・・・」
そういう時、自分は他者とは違うのだと感じるのではないでしょうか。
違いを感じても、それがどうして違うのかは自分ではなかなか答えが見つけられません。
他者が表現する感情が自分に感じられないために、たくさん調べて、たくさん本を読んで、たくさん映画を観て、人間を知ろうとします。
人間を知ることとは、自分を知ろうとすることです。
理解しようと費やした時間は、とても深く自身と向き合ってきた時間です。
それは本当に途方もない心の一人旅だっただろうと思うのです。
同じ気持ちで過ごしている他者がいます。
話すことで怖さが薄れていき、心が落ち着くと、気持ちが通じる他者と話したくなってきます。
他の人がどのようにして過ごしているのか興味が湧いたら、自助グループを訪ねてみてください。
一人じゃないことを実感できます。
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