あやふやな存在から自分へ


不確かな自分。
自分の存在が感じられない。
自分て何者なんだろう。

生きる意味に繋がる大切な感覚の不確かさ。

皆さんが語る言葉には、表現の違いこそあっても同じ心理状態が表されています。


『俯瞰した物事の見え方から、一人称になっていく実感』


なるほど···、と。
この方は自分を実感しはじめているのだな、
とわかりました。

ぼんやりしていた自分の輪郭が、くっきりとした形に変化していく様子を、このように表現されました。

皆さんの言葉から、皆さんの奥深い美しさをたくさん教わります。

変化していく心の動きを言葉で説明することがカウンセラーの役割だと実感します。